鴻神社の主なご祭神
鴻神社は明治6年にこの地ならびに近くにあった三ヶ所の神社を合祀したもので、もとは鴻三社といわれておりました。
明治40年4月8日に鴻三社から社号を改め『鴻神社』となり、現在に至っております。
鴻神社では、合祀以前の三社で祀られていた神をご祭神としております。
◆氷川社( 祭神 スサノオノミコト )
鴻の宮氷川明神とも呼ばれ、鴻巣郷総鎮守として広く崇敬を集めた古社でこの社に伝わるこうのとり伝説はよく知られるところです。古墳時代末期の創建とされています。
こうのとりが災いをなす大蛇を撃退したというこの伝説から、諸々の災難除け・厄除け・方位除け・縁結び・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全に特にご利益がある社として崇敬されています。
◆熊野社( 祭神 ハヤタマノオノミコト )
古くは、熊野権現と称した古社ですが、その創建は不明です。市内宮地の旧家深井家の記録に深井対馬守景吉が、永禄4(1561)年、紀州熊野に参詣して、その社地の霊土と御神燈をいただいて帰郷し、鴻巣宿の市神社及び熊野権現の社殿の下に霊土を埋めたとあります。
社運隆昌・成長発展・病気平癒にご利益があります。
◆雷電社( 祭神 ワケイカヅチノミコト )
現在の鴻神社の地にありました。
竹林が多かったところから竹の森雷電社と呼ばれていました。平安時代、都から東国へ下る高貴な女官が激しい雷雨にあって難儀し神に祈ったところ、この地に至ってぴたりと雷雨がやんだので、ここに社殿を建て雷電社をまつったという伝説があります。
雷除け・鬼門除け・方位除け・災難除けにご利益があります。
三狐稲荷神社(さんこいなりじんじゃ)
天狐・地狐・人狐の三狐をまつるお稲荷様で、良い縁(恋愛・結婚・受験・就職・人間関係等)を結び、悪い縁(悪い癖や習慣・悪い人間関係等)を断つというご利益があります。 総銅造りのお宮で、木材一本使っていません。 |
幸の宮弁天社(こうのみやべんてんしゃ) 祭神:市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)
この弁天様は宝歴13年(1763年)にまつられたもので、開運招福、金運招来、諸芸上達(芸能、音楽)、女子力向上などにご利益があるとされています。ご希望の方は社殿内でご祈祷いたします。 |
宿神社(しゅくじんじゃ)
鴻巣宿の宿場を守る神として中山道の往来にまつられていました。心に強い願いのある方は、このお社の中で個別に心願成就特別祈祷を受けることができます。
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夫婦銀杏(めおといちょう)
社殿の両脇にある樹齢500年以上のイチョウの雄木と雌木です。
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こうのとりのたまごお守 納所夫婦銀杏のふもと、旧鴻の宮(こうのとり伝説の伝わるお社です)のすぐ脇に、こうのとりのたまごお守を納める小さなお社があります。一年経過したものは、こちらにお納めください。 |
子授け・安産のご神体
高さ ・・・ 約50cm |
なんじゃもんじゃの木(モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種)
日本では希少種の一つであり、
花の形はプロペラ型で色は白。満開時には、まるで雪に覆われたような美しい姿を見せてくれます。 |
なんじゃもんじゃ稲荷なんじゃもんじゃの木の下には大花稲荷があって、そこに願い事を書いて奉納します。 |
名前の由来
明治時代、東京の青山練兵場の道路沿い(今の明治神宮外苑)に、この木がありました。
美しい花を咲かせる事で有名でしたが、誰もその木の名もその花の名もを知りませんでした。
「何の木じゃ?」などと呼ばれているうちに、いつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という名前になったと言われています。 「何という物ぢゃ?」 → 「何でふ物ぢゃ」 → 「なんじゃもんじゃ?」
またある地域では、水戸の黄門様が自ら「なんじゃもんじゃ」と言った との伝承もあるそうです。
天井画・壁画
天井画「こうのとり」 |
壁画「三狐稲荷神社」 |
天井画には、こうのとりが2.7m×3.6mの大きさで描かれています。天井画と壁画はいずれも地元居住の画家、梶山立志さんが描いたものです。
中山道鴻巣今昔絵図
鴻三社縁起
鴻神社にマスコットが誕生!!鴻神社のマスコット、こうのすけ君とこうみちゃんです。 |